復旧活動には流れがある
この記事を書いているのが7/9の16時40分頃ですが、うちの前に見える県道が混んでいる。一般のボランティアとかが増えたのかな。
ただ、今のところは、むやみに行っても車の置き場がない。下手したら緊急車両、作業車両の邪魔になってしまうので、無理に現地には入らない方が良いです。
冠水したところの水がひいてきて、作業の進行状態が変わってきています。
(今後も、状況が変化すれば、その時その時によってどんな支援が必要かは刻々と変化していきます)
流れとしては
①災害直後、命を繋ぐための食糧、水、衛生、生活用品の確保
②水が引いたら、まずは、道路、水道、ガス、電気のインフラ整備が優先。それらの作業の邪魔にならないような対応が大事です。
今は、②~③の辺り
③その後、家の中にある使えなくなった戸棚とか電気製品を家の外に出していきます。
どうしても家の前の道とかが狭くなります。
そこにガレキの回収用のトラックが入り、積み込んで処分場・または集積場所に持っていきます。家の中のもの以外に、浸水した車とかもあるので、とりあえずは、それらを運び出さないといけません。
次々に車や物が流入すると、新たに人が来るたびに、同じような説明を繰り返し続けないといけなかったり、対応・仕分けに追われて労力がそっちに持っていかれたり、作業に必要なスペースが取れなくなったり、片付いてないのに物がたくさん来ても入れられなかったりします。
④ものが搬出されたら、屋内の掃除や、状況によってはリフォーム、取り壊しなどの段取りに入る。
⑤住める場・空間が整って来たら、家具・家電などの生活用品を入れていく。
現場の状況の変化によって、何が必要か、どんな支援が必要かが変わってきますので、状況を見ながら、考えながらの立ち回りが必要です。
できれば、行政の募集するボランティアに参加するか、直接現地の団体などから依頼されて入るか、現地の知り合いに直接依頼されて手伝いにいくか、何かの繋がりで動かれた方が無駄がありません。
支援したい、応援したいという思いは、素晴らしいと思いますが、現場の妨げになる恐れもありますので、慎重に行動したいところです。