まなたま日記 人生転換のひみつ

今までとは「違う人生」を生きる為の知恵袋

7/26倉敷市真備町 被災地の炊き出しに行ってきました。

500人近くの人が、仮住や物資・食事調達の為に集まる、真備町の岡田小学校に炊き出しに行ってきました。f:id:cafe-dining-sala:20180726184906j:plain

今回は、ボランティアの仲間とその仲間たちでの活動です。

炊き出しは、小学校の担当部署に必要な書類を書いて提出・申請してから行っています。(いきなり突撃的な炊き出しとかすると、現地のスタッフさん及び周りの関係者さんが混乱しますので、避けてくださいね)

野菜が食べたいというリクエストが多いらしく(味の濃いものや炭水化物系が多いみたいです)、今回はベジ中華丼をメインに、お味噌汁などを有志のメンバーみんなで作って、なんとか500食以上を用意することが出来ました。

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何人かが作って持ち寄ったため、それぞれ個性のあるベジ丼になっていましたが、上の写真は私作のもの。玉ねぎ、人参、しめじ、ヒラタケ、ピーマン2種、キャベツ、高野豆腐を炒め合わせ、無添加の野菜ブイヨン&昆布だしで煮絡めた特製あんかけです。

野菜たっぷりですよ~

 

結構たくさんの方が30分以上も前から並んでいて、炊き出しを楽しみにされているようでした。炊き出しボランティアについては8月いっぱいまで随時受付中のようです。

 

久しぶりに避難所になっている体育館にも行きましたが、クーラーも入って、段ボールベットで半個室を作っておられました。

 

物資は足りないものも少しはあるみたいだけど、今日もどんどんと運び込まれていたので、避難所の物資は大丈夫そうです。ですが、やはりプライベートのない空間はしんどそうです。

 

先程、炊き出しが8月いっぱい受付中と書きましたが、行政の方が、9月からを目途に仮設住宅や借り上げ住宅などへの移住を計画していて(学校も始まるので)、ここに避難されている方たちも来月内に選択・決断を迫られます。

 

その段階になったら、色々な生活に必要な家電や調理器具、食器などの物資が必要になると思います。総社市は、既に、り災の一時金5万円を支給していて、移住などの際に全壊のところには100万とかいう情報が流れていましたが(とりあえずのお金はなんとかなりそう!?)倉敷市は20万!?とか…ホントかなこれ??

総社市は人口8万人くらいの小さな市ですが、住宅の手配など、何から何まで、常に先手を打っています。(災害の規模倉敷より小さいですが)

倉敷市は人口50万近い大きな市ですが、行政母体が大きいからか、小回りが利いてない感が顕著…。被害に対して、職員も足りてないのかな?小学校の炊き出し部署の人も、他府県から来られた協力隊の方が担当しています。指揮系統も後手後手な感じですね。

 

炊き出し後、交通の混雑もなさそうだったので、真備町内を少しだけ車で回りました。

押し流された訳ではないので、家や看板などはそのまま建っていて、一見、もとの街の感じを残しているのですが、近づくと、内壁や床が剥がされた家々と周りの空き地はガレキの山…。廃墟・ゴーストタウンと化しています。

 

自衛隊が空き地の草刈りをしていたので、おそらくそこは仮設住宅が建つのか??
ただ、ここは被災地のど真ん中…。何か他のものが出来るのかもしれないな。

 

どちらにしても、まだまだ、まともな生活ができるまでは時間がかかりそうです。