まなたま日記 人生転換のひみつ

今までとは「違う人生」を生きる為の知恵袋

常識に囚われず、新たな可能性を見出す「無常識の会」

うちでは、レストランや自然のものを活用したワークショップの他に、毎月1回「無常識の会」というお話会も行っています。お話会の名前や主旨は、その都度、流れ・必要に応じて変わってきていますが、やり始めてかれこれ10年くらいになります。

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「無常識の会」では、「常識に囚われず、いろんな角度からの視点を持ち、新たな可能性を見出していこう、新たな創造につなげていこう」という主旨で、フラワーレ的感覚(3つの視点で物事を捉えています)で気付いた事や思い浮かんだこと、やってきたインスピレーション、参加したイベントで大事だと思った事などについてお話しています。

 

平日昼間の開催なので、女性の参加者(私たち夫婦と同年代30~40代で、子供さんがいらっしゃる方)が多いのですが、他の子と感性・感覚の違う子供をどう見たら良いのかとか、社会のあり方に違和感を覚えているが、どうしていけばよいのか(主に心の持ち様や意識)については皆さん関心が高いですね。極力その辺に寄せてお話をしていますが、その中でお話した内容の一部を要約して書いてみたいと思います。

不登校の子供について→別にいいんじゃない?
みんなこうしなさいってなっている中で逆の選択をしたというのは凄いこと!覚悟が無いと出来ない。周りの洗脳されかかっている子供とは違う感性を持っている。
どういうところに感性のアンテナが立っているのか観察するとよい。
本人が望むものがあれば、そをさせてあげれば自分で深めていくだろうし、それが分からなければ、いろんな体験をさせてあげればいい。目を見ていれば分かるはず。

とにかく体験。体験を重ねていくと感性感覚が深まる。特に10歳くらいまでは右脳優位だから、大容量で情報を吸収する。本で読んだのと実際やってみたのとが全く違うように、知識・データのような表面的なデジタル情報と、奥行き・味わいのあるリアル・アナログ情報とでは質が全く違う。

これからはAIの時代。知識・情報を詰め込む教育ってどうなのか?
AIに出来ない事が人間の価値になる。表面的な情報ではなく、奥行き・味わいの部分。感じないと分からない部分、見えないけど「ある、感じる」もの。こういうものが大事になって来るが、体験する事、感じることでしか得られない。そういう感性・感覚を伸ばしてあげること。

ある経営者が言っていたが、先の未来を創っていくのは全体の20%いるかいないかの「オタク」と「変人」だそうだ。そういう人たちでないと、深い視点・発想や、今まで無い、あり得ない発想は出来ないんだとか。未来ではこういう人たちの呼び方が変わっているかもしれない。
世間の枠に囚われないおもしろい大人に合わせるのも一興。世界観が広がるかも。人は世の中に生きているというよりも、その人の中に形成された世界観の中で生きている。世界観が広がった方が、可能性も広い。

世界観には横(空間)と縦(次元)がある。これからは次元の探求が大事になるんじゃないかな?どちらにしても、もし、今までとは次元の違う新しい未来を創造する為にやって来た「魂」を持つ子供だったとしたら、現在の教育システムみたいな型には嵌らないだろうな、と思う。
そういった視点から見ると、凄い可能性を秘めているかもしれない。可能性を追求してみて欲しい。視点が変わることで見える世界が変わってきます。