まなたま日記 人生転換のひみつ

今までとは「違う人生」を生きる為の知恵袋

岡山県災害から10日 その後の展望…

連休中、他府県からも多数のボランティアの方にお越しいただきました!!ありがとうございます!!

私の住んでいる地区(真備町に最も近い総社市)の界隈の情報が多くなりますが、連休中は多数のボランティアの方が活動してくださったおかげもあって、冠水した家内から出された家電や家具、ガレキなど、道路脇に出されていたものの多くが集積所に運ばれ大分スッキリしてきました。

 

水道も復旧してきたので、掃除も以前より進み、復興も次の段階に進みつつあります。

 

とは言え、まだまだこれから。多くの方が学校の体育館や公民館などで避難生活を送っており、日々を生きるための支援が必要な状況は変わりません。

総社市では7/18から公営住宅の入居申請が始まったようですが、倉敷市ではまだそのような情報は聞いていません。

入居が始まるにしても、家具家電などはゼロからになると思いますから、これから、そういう支援も必要になると思います。お金がかなりかかる…

 

生活弱者が避難所を抜け出すのは当分無理っぽい…。

赤十字とか義援金を全国的に集めてお金持ってると思うけど、先手を打って早めに、こういう所に使えんのかな?


この先は、避難所支援と自立支援の2本立てになってくると思います。

市がいつまで被災した方たちを学校などの避難所に住まわせるつもりなのか?

仮設や公営住宅などへの分配がいつ始まるのか?

そうなってくると、支援のパターンも変わってくると思います。

 

被災した方々が自立に向けて、細かく散らばってくると、小さな動きができる、小回りが利く民間のボランティアなどが適任でしょう。こういった人たちと行政側との連携が大事になってきます。

今日も炊き出しの話が出ていましたが(登録用紙があり、申請すればできるようです)小学校300人とか、個人や小さなお店とかでは難しい。ある程度の規模の施設を持っているか、祭りのテキ屋さんみたいに粉ものなんかをチーム組んで流れ作業でもしない限り無理でしょう。衛生的な問題もあるし。

 

あと、費用的にもボランティアだから、する方の持ち出しになるので、継続していくならマネジメントも必要。または単発支援ならいいよ~という所を、多数集めてくるか。

 

また、避難所にいる人たちが全てではありません。

所によっては、自宅避難(災害を受けつつ、自宅でなんとか生活している人たち)の地域もあるようなので、こういう所は、現地に豆に足を運ばないと情報が上がってこない。

 

実際、こういうところは親戚や友達の支援・手伝いだけになっています。SNSでの情報連携も広がりを見せてはいますが、個人のボランティアだと、ずっと自費での持ち出しだから、長く続かない。

 

なので、予算・費用の組めるNPOや地域の社会福祉協議会、その他、費用・寄付を集められる信用のおける公共と連動歴のある民間団体などに、リアルな情報をうまく繋げてくれると有難いと思う。

物資が足りません!届いてません!だけ拡散する方がいますが、「いつの情報で、どこで、どんなものが、どれくらいいるのか?」が大事です。

 

現場に行くのは難しいけど、募金などの支援なら…という方は、その先をしっかり見極めてからお願いしたいと思います。


赤十字みたいな大きな団体や公共は信用はありますが、公平性を重視しますので、バランスよく全体に振り分けるための検討会議に時間がかかり、なかなか現地に落ちません。

民間の団体の場合、繋がっている現場に直結・即決しやすく、現地にピンポイント支援が出来やすいですが、カバー範囲は団体の規模に比例します。小さい団体ほど早く直接的に動いてくれますが、あとは信用度の問題。

こういう団体がクラウドファンディングみたいなのを立ち上げるのも良いのかな。

●●地区の何世帯に冷蔵庫を寄付したいので、費用××万円の寄付を募集します!みたいな~。そうすると分かりやすいかも。

どちらにしても、全体に公平で迅速、完璧は無いと思いますから、それぞれの団体の特性をどう活かすかを考えて欲しいところです。

 

あの団体はどうだとか、批判し合っても、あまり意味はありません。