まなたま日記 人生転換のひみつ

今までとは「違う人生」を生きる為の知恵袋

7/26倉敷市真備町 被災地の炊き出しに行ってきました。

500人近くの人が、仮住や物資・食事調達の為に集まる、真備町の岡田小学校に炊き出しに行ってきました。f:id:cafe-dining-sala:20180726184906j:plain

今回は、ボランティアの仲間とその仲間たちでの活動です。

炊き出しは、小学校の担当部署に必要な書類を書いて提出・申請してから行っています。(いきなり突撃的な炊き出しとかすると、現地のスタッフさん及び周りの関係者さんが混乱しますので、避けてくださいね)

野菜が食べたいというリクエストが多いらしく(味の濃いものや炭水化物系が多いみたいです)、今回はベジ中華丼をメインに、お味噌汁などを有志のメンバーみんなで作って、なんとか500食以上を用意することが出来ました。

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何人かが作って持ち寄ったため、それぞれ個性のあるベジ丼になっていましたが、上の写真は私作のもの。玉ねぎ、人参、しめじ、ヒラタケ、ピーマン2種、キャベツ、高野豆腐を炒め合わせ、無添加の野菜ブイヨン&昆布だしで煮絡めた特製あんかけです。

野菜たっぷりですよ~

 

結構たくさんの方が30分以上も前から並んでいて、炊き出しを楽しみにされているようでした。炊き出しボランティアについては8月いっぱいまで随時受付中のようです。

 

久しぶりに避難所になっている体育館にも行きましたが、クーラーも入って、段ボールベットで半個室を作っておられました。

 

物資は足りないものも少しはあるみたいだけど、今日もどんどんと運び込まれていたので、避難所の物資は大丈夫そうです。ですが、やはりプライベートのない空間はしんどそうです。

 

先程、炊き出しが8月いっぱい受付中と書きましたが、行政の方が、9月からを目途に仮設住宅や借り上げ住宅などへの移住を計画していて(学校も始まるので)、ここに避難されている方たちも来月内に選択・決断を迫られます。

 

その段階になったら、色々な生活に必要な家電や調理器具、食器などの物資が必要になると思います。総社市は、既に、り災の一時金5万円を支給していて、移住などの際に全壊のところには100万とかいう情報が流れていましたが(とりあえずのお金はなんとかなりそう!?)倉敷市は20万!?とか…ホントかなこれ??

総社市は人口8万人くらいの小さな市ですが、住宅の手配など、何から何まで、常に先手を打っています。(災害の規模倉敷より小さいですが)

倉敷市は人口50万近い大きな市ですが、行政母体が大きいからか、小回りが利いてない感が顕著…。被害に対して、職員も足りてないのかな?小学校の炊き出し部署の人も、他府県から来られた協力隊の方が担当しています。指揮系統も後手後手な感じですね。

 

炊き出し後、交通の混雑もなさそうだったので、真備町内を少しだけ車で回りました。

押し流された訳ではないので、家や看板などはそのまま建っていて、一見、もとの街の感じを残しているのですが、近づくと、内壁や床が剥がされた家々と周りの空き地はガレキの山…。廃墟・ゴーストタウンと化しています。

 

自衛隊が空き地の草刈りをしていたので、おそらくそこは仮設住宅が建つのか??
ただ、ここは被災地のど真ん中…。何か他のものが出来るのかもしれないな。

 

どちらにしても、まだまだ、まともな生活ができるまでは時間がかかりそうです。

自分自身が変化・進化していく為に、まず知っておくべき事

まず、自分の状態を知る!

「何言ってんの!?」と思うかもしれませんが、意外とこういうところに落とし穴があったりします。

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今、アナタが自己紹介している自分って本当の自分ですか?
今、アナタが抱いている思い、願望って、本心ですか?

 

それは本当の自分?違うかもよ!?

最初のここが、もし、ズレていたら、スタートからズレっ放しで空回りになります。

 

思いを現実化させる方法・引き寄せの法則について少し…

一応、私の本業はシェフなんですが、健康に関して言うと、食事は2割、ほとんどは意識・心の状態というのが実状のようです。(つい食事療法とかに走ってしまいがちですが、病は気から…。あ、でも食事も重要ですよ!)

 

健康に関しても、何かを現実化していくことに関しても、思いとか意識が非常に重要になってくるのですが、その重要な要素について少し書いてみたいと思います。

 

思いが形になる・現実化する為の方程式は

「思い・ビジョン」×「エネルギー」×「アクション」=現実化

ある思いに対して、熱意や情熱をもって、行動すると現実化してくる。

 

例えば「困っている人を助けたい!それにはこんな人や物が必要!」という思い・ビジョンを、「熱意」(ポテンシャル・テンション的な意識のエネルギー)をもって、伝える(行動する)と、それに共鳴した人や物が引き寄せられてくる。

とか、そんな事が起こる。

 

これを、なんとなく(エネルギーの低い状態で)伝えていたのではうまくいかない。

意識エネルギーが乗らないとうまくいかないのですね。

 

「●●できたらな~」みたいなレベルなのか、「絶対こうするんだ!」というような熱意なのか、「俺はこのために人生をかける!」という情熱なのか、によって当然、結果が変わって来ます。情熱大陸とか、凄いことを形にしてやってますよね。

また、ワクワクするというのもエネルギーが上がっている状態です。

 

そうなると、意識が乗るような、ワクワク、テンションが上がるような「思い・ビジョン、テーマ、目標」を持っているかが非常に大事になってくる訳です。

なので、そういう「思いやビジョン」を持ってくださいね~。と

 

大体はこの辺で話が終わってしまうのですが、そこをもう少し深めたいと思います

そんなワクワク感なんて、簡単に持てないよ!

情熱大陸みたいにエネルギーが上がらないのは何で??

今、自分が持っている「思い・ビジョン」の出所はどこなのか?

私たちは生まれてから様々な経験・体験をします。また、親からいろいろ教えてもらったり、先生や世間からいろんな知識・常識を学んだりして、成長していきます。

 

その過程で、親や先生の価値観や、世の中の常識を良くも悪くも刷り込まれます。

●●家はこういうしきたりだとか、親がこういう事で苦労したからしっかりやりなさいとか、世の中で生きていく為にはね…なんて教えられたりする。

 

環境によって人が育つというのはそういう事ですね。そうやって周りから入ってきた情報と自己の体験・経験等をつなぎ合わせて、自分なりの価値観・判断基準を形成していきます。

 

そしてそれに基づいて私はこう思う、こう考えると思考するようになる。

それをもとに批判や評価、取捨選択もする。私の価値観に合うか合わないか、善か悪か、損か得か、効率が良いか悪いかなどを考え、判断する。

 

そういう価値観を持った私=自分

だと思っている人が多いようですが、本当にそうだろうか?
個性ってそういうものだろうか?

 

冷静に見てみると、違うような気がするんです。

他人の価値観や、大人や誰かの都合で作ったルール、世間に蔓延するステータス的な評価・価値観なんかを、かなり刷り込まれていませんか?


アナタが自分だと思っている自分の状態が、実は刷り込まれたものであって、本当の自分ではないかもしれない!?

 

それを軸に、極力都合の良いように作り上げた思考パターン=自我?

そして、それを満たそうとするための欲求・願望・思い…

またはストレスをなんとかしたいが為の欲求・思い…。

ちょっとズレてませんか?本当の自分と。

 

そこから出てくる「思い」でエネルギーが上がるんだろうか?

うまく上がったとして、ずっと継続できるだろうか?

また、うまくいっている裏側でなぜか心が悶々としていないだろうか?


悶々としている自分の方がある意味本当の自分かもしれない。

 そういう自分を受け入れてあげましょう。

 

なんだかよく分からないけど昔から好きで・得意で、それをやっている時・活かしている時の方がイキイキしているとか、そういうのも、自分の本質に近い気がするんですよね。

ただ、この洗脳社会にいると、なかなか気付けない。やらなきゃいけない事!?に常に追われる。また、気付いたところで、どうしていけば良いのか…!?

●本当の自分が分からない分からないことがダメと思っていませんか?

実は分からなくても、ちゃんとうまくいくし、そのうち気付くようになります。

(これは意外と盲点だけど、そうなります。この辺の説明については、また、どこかの機会に譲ります)

 

●うまくいかないサイクルに嵌ってしまっている→同じ思考パターンで思考しているからです。新しい視点、発想を提案をしていきます。

manatama.hatenablog.com

 

 

引き寄せの法則の本を読んでいろいろやってみたけどうまくいかない…
本には書かれていない重要な事がいくつかあります。上記もその一つかな。

そういったことについて、この先、気ままにアップしていきますので、よろしければ、時々見に来てくださいね!

常識を超えて、素敵な未来を創造する為に必要なこと

やり方を追求すると、型にハマる。
生き方を追求しすぎると、「どうするべき」「こだわり」に囚われる


そして、その先にあるのは、大体、否定。
追求すればするほど、型や価値観に合わないものは異端、違う!になってくる。

 

良いとか、善とかに軸を立てて物事を見ると、悪いとか悪が見えてくる。悪い状況や悪があるから、それから見て、良い状況や善というのがどういう状態か分かるんですね。

これは2元論的考え方ですが、対極のものがないと成立しません。

正義のヒーローは悪がいなければ成り立たない。

悪というものが見出せない世の中には、正義という概念は存在しないのです。
争いや乱れた状態がないと、平和という概念は存在しない。

そういった、エネルギー的に言うと「陰陽論」みたいな2元論の中で私たちは生活しています。

 

今の世の中は、そういった観念の中で、どうだ!こうだ!言っている訳ですが、そこに囚われている限りは、ずっと、争いや、シーソーゲームを繰り返します。


じゃあ、どうすりゃいいんだよ!となるかもしれませんが、ここは冷静になって、ちょっとだけ今までの思考パターンや価値観・概念を超えてみましょう。


その2元論も、ダメとか違うというのではなく、それがあるからこそ2元論ではない世界が分かる!?

おそらく、今までの一般的な概念に無い、この領域3元目の軸が大事になる。
本来は2元論ではなくて、3元論なのです。

 

常識を超え、素敵な未来を創造していく為には、まず、この3つ目の領域に気付くこと、これが鍵になります。

 

文章にするのが、なかなか難しいのですが、この先、少しずつ書ける時に、この3つ目の領域についてアップしていきたいと思います。


もともと、こういう内容の事を書いていくつもりでしたが、ブログ開設2日後に大災害が起こってしまって、周囲の町が冠水…。

ウチは段々畑が少し崩れたぐらいで、電気・ガス・水道も全部無事で、全く平穏なのですが、今はまだ周囲へのサポートが大変な時期なので、こういう系の記事は追々になるかもしれません。

災害からの復興の記事と合わせて、時々、見ていただけると嬉しいです。


 

 

岡山県災害から10日 その後の展望…

連休中、他府県からも多数のボランティアの方にお越しいただきました!!ありがとうございます!!

私の住んでいる地区(真備町に最も近い総社市)の界隈の情報が多くなりますが、連休中は多数のボランティアの方が活動してくださったおかげもあって、冠水した家内から出された家電や家具、ガレキなど、道路脇に出されていたものの多くが集積所に運ばれ大分スッキリしてきました。

 

水道も復旧してきたので、掃除も以前より進み、復興も次の段階に進みつつあります。

 

とは言え、まだまだこれから。多くの方が学校の体育館や公民館などで避難生活を送っており、日々を生きるための支援が必要な状況は変わりません。

総社市では7/18から公営住宅の入居申請が始まったようですが、倉敷市ではまだそのような情報は聞いていません。

入居が始まるにしても、家具家電などはゼロからになると思いますから、これから、そういう支援も必要になると思います。お金がかなりかかる…

 

生活弱者が避難所を抜け出すのは当分無理っぽい…。

赤十字とか義援金を全国的に集めてお金持ってると思うけど、先手を打って早めに、こういう所に使えんのかな?


この先は、避難所支援と自立支援の2本立てになってくると思います。

市がいつまで被災した方たちを学校などの避難所に住まわせるつもりなのか?

仮設や公営住宅などへの分配がいつ始まるのか?

そうなってくると、支援のパターンも変わってくると思います。

 

被災した方々が自立に向けて、細かく散らばってくると、小さな動きができる、小回りが利く民間のボランティアなどが適任でしょう。こういった人たちと行政側との連携が大事になってきます。

今日も炊き出しの話が出ていましたが(登録用紙があり、申請すればできるようです)小学校300人とか、個人や小さなお店とかでは難しい。ある程度の規模の施設を持っているか、祭りのテキ屋さんみたいに粉ものなんかをチーム組んで流れ作業でもしない限り無理でしょう。衛生的な問題もあるし。

 

あと、費用的にもボランティアだから、する方の持ち出しになるので、継続していくならマネジメントも必要。または単発支援ならいいよ~という所を、多数集めてくるか。

 

また、避難所にいる人たちが全てではありません。

所によっては、自宅避難(災害を受けつつ、自宅でなんとか生活している人たち)の地域もあるようなので、こういう所は、現地に豆に足を運ばないと情報が上がってこない。

 

実際、こういうところは親戚や友達の支援・手伝いだけになっています。SNSでの情報連携も広がりを見せてはいますが、個人のボランティアだと、ずっと自費での持ち出しだから、長く続かない。

 

なので、予算・費用の組めるNPOや地域の社会福祉協議会、その他、費用・寄付を集められる信用のおける公共と連動歴のある民間団体などに、リアルな情報をうまく繋げてくれると有難いと思う。

物資が足りません!届いてません!だけ拡散する方がいますが、「いつの情報で、どこで、どんなものが、どれくらいいるのか?」が大事です。

 

現場に行くのは難しいけど、募金などの支援なら…という方は、その先をしっかり見極めてからお願いしたいと思います。


赤十字みたいな大きな団体や公共は信用はありますが、公平性を重視しますので、バランスよく全体に振り分けるための検討会議に時間がかかり、なかなか現地に落ちません。

民間の団体の場合、繋がっている現場に直結・即決しやすく、現地にピンポイント支援が出来やすいですが、カバー範囲は団体の規模に比例します。小さい団体ほど早く直接的に動いてくれますが、あとは信用度の問題。

こういう団体がクラウドファンディングみたいなのを立ち上げるのも良いのかな。

●●地区の何世帯に冷蔵庫を寄付したいので、費用××万円の寄付を募集します!みたいな~。そうすると分かりやすいかも。

どちらにしても、全体に公平で迅速、完璧は無いと思いますから、それぞれの団体の特性をどう活かすかを考えて欲しいところです。

 

あの団体はどうだとか、批判し合っても、あまり意味はありません。

 

岡山県倉敷市真備町 災害から7、8日目

昨日7/13は倉敷市水島地区のイベントに出店していた。

 

こんな時に…と思う方もいらっしゃるかもしれないが、息を抜く、息継ぎをするということも大事だと思う。

 

ゆるゆるした空間に300人くらいの方が集まっていたと思うが、災害の支援に何かしら関わっている方がほとんどで、良い情報交換ができたのではないか!?と、思わぬ、有意義な形になった。

ボランティア団体の役員や、動いている団体のトップとかが集まってミーティングする機会はあったが、こういう一般の人たちが集まって話をする機会というのは意外とないのではないか?


7/14㈯は物資の中継で動く

これから3連休ということもあり、他府県からのボランティアの方がもたくさん来られているようだ。皆さん、ありがとうございまず!!普段仕事をされている方々も、週末ということで続々と。

 

知人も何人かでチームを組んで現地入りしてくれました。やはり、snsでの情報と、現地に入って実際に動いてみた感じでは全然違うと。すぐに、「こういうものが必要だけど、どこにある?」と連絡が来たので、その段取り・お手伝いをさせて頂きました。

明日も同じ現場に入られるということで、現地ではなく(流入する車と人が多く混雑するので)現地に近い中継地点である、私たちがやってる「ミニ物資補給所」でお渡しする運びになりました。

私たちのいる地域は、冠水した真備まで車で6,7分、同じく冠水した美袋地区まで車で15分という地点。

同地区に親戚がいる人も多く、災害翌日から現地入りしている人も多かったため、取り急ぎ必要なものを、東日本大震災の岡山ボランティアチームのご縁で集めていただき、近所の直売所のスペースを借りて保管させていただいています。

今は、公の物資集積所がかなり充実したのと、外側から来ていただく方が増えたので、そちらの情報をシェアすることが増えましたが、この辺に住む地元の方や、ご縁で繋がる方で、こちらの方が都合が良さそうな場合には、このミニ物資集積所でお渡しさせていただいています。

今日は、無いものを公の集積所に取りに行き、ウチにあるものと合わせて、物資をお渡しさせていただきました。繋ぎ支援ですね。

また、義理の弟も、仕事でお付き合いがある人の家の手伝いで現地入り。

「ガレキの搬出で軽トラがいる!」と近所の大工さんから軽トラを借りて、うちで必要な物資を補給!うちのレストランで作った弁当も何食か渡して送り出しました。

 

出来るときに出来ることを。現地の人と連携して、いかにスムーズに事が運んでいくかが大事です。公の機関には出来ない小さな部分をフォローしていければと思っています。

水道は復旧したみたいですが、地区によっては電気がまだ来ていないというところもあるようです。その場の状況により、必要な支援が微妙に違うようなので、現地に入った人のリアルタイムな声を拾うことは重要ですね。

岡山県真備町 7/12 災害から6日目

昨日は自分の仕事と、他のサポートで現地に入れず。今日も法事だったので、夕方まで動けなかった…。

なんだか、災害レポートのブログみたいになってきたが、後々、役に立つ情報になるかもしれないから、書き残しておこうと思う。


しかしね…。うちはかなり自由な自営業だが、やはり仕事はしないと収入が入らない。(当たり前)

flavare.com

災害で注文・予約がかなりぶっ飛んだ。ある意味2次被災。
こういうの全く保証ないからな…。この状態続くと、疲弊間違いなし。

そろそろ自分の心配もしないといけないな…と、ぼやいてみる。


FBの投稿を見ていると、この2日でかなり状況が変化しているようだ。

ただ、日時を書いていない、いつの情報か分からないorわかりづらい記事、そして、いろんな記事のシェアも多く見受けられどこまで本当なのか分からなくなったので、とりあえず、いろんな事が落ち着きそうな時間を見計らって(現地の人の極力邪魔にならないように)うちから5分の「物資の集積所になっている」という所に行ってみた。

自衛隊のお風呂が出来ている!!さすが自衛隊!仕事早い!!

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ここは災害初日に指定避難場所ではなかったが、たくさん人が集まれる運動公園だったため、避難された人たちが多く集まっていた場所。


ここに来た車が無い避難者は、市が用意したバスで、真備地区とは別の小・中学校に搬送されていった、そういう場所だった。二日目にはここの施設は閉じました的な張り紙がしてあった場所。

 

なんと、今では風呂があり、体育館は物資集積所になり、り災証明が取れる受付が開設され、保健士がいる「学校の保健室」的な場も設けられていた!!
その変貌ぶりにビビる!!

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体育館は物資倉庫に。

必要なほとんどの物が手に入るようだ。かなりの充実ぶり。

 

自由に取って良いものは体育館の軒下に並べて置かれ、一部の服や下着などは、受付でサイズなどを伝えて持って来てもらうようになってる(女性下着など。女性の受付担当もいます)

 

「物資が足りません!!」みたいな情報も上がっていたが、あるよ。かなり。
また、こういう場での個人の物資の持ち込みは受け付けてないとのことです。むやみに情報に踊らされて、物を送ると逆効果になり得るので注意が必要です。

必要なものは、復旧の進行具合によって、刻々と変化します

 

 物資受付をしている場もあると思いますが、声をかけて、集めて、送っているうちに、既に「いらないもの」になっている可能性も高いです。

 

極力、現地に入る人や団体に確認して、その人に直接渡す。必要なければ現地から持ち帰るとかしないと、ある意味ごみの山が出来かねない。

他の避難所の岡田小学校の体育館には、エアコンが入れられ、テレビが設置されている模様。(これは今日7/12に知り合いが現地入りして上げてた記事で知った)


被災現場の状況としては…

まだ、家の中の物を外に出して、屋内の掃除をしているところが多い。あとは出したガレキ、家電、ごみの指定場所への搬出に追われている模様。

早いところでは、家の物を出して、すぐにり災証明を取り、見切りをつけてサラ地にしてくれ!と頼んだところもあるとのこと。

 

また、物を出して掃除をした後に、住宅メーカーが来て、状況を見てもらったという人もいたようだ。住宅メーカーはそんな対応もしているのか!?

どこの住宅メーカーがどんな対応をしてくれるのかは分からないが、自分が建てたメーカーに聞いてみても良いかもしれない。

 

とにかく、り災証明を取ること、家の保険の内容を確認することは早めにした方がいい。この先のプランが立てやすくなると思う。

岡山県真備町 災害の爪痕 災害から4日目

水も引いて、道は多少の迂回があるものの通れる状態に!インフラも少しずつ回復!!

被災した家に、親戚や友人と一緒に片付けに行く姿が増えてきました。
水道と電気が、まだ一部ではあるものの、回復した場所も出てきています。
ただ、水道の蛇口をみんなが一斉に開けるもんで、水圧が下がって、ちょっとずつしか出ないとは言ってましたが…

普段、何気なく使っている水ですが、こういう時は本当に有難みを感じますね。

私たち&仲間も、それぞれの友人の家に泥出しのお手伝いに行ってきましたが、まだ水が出ない地域もあって、軽トラに水タンクを大量に積んで出かける姿も。

外から見ると普通ですが、中はとんでもないことに…

独特のにおいと砂ぼこりのする中、家に到着。

(マスクはしておいた方が良いです。主にホコリ。いろんなものが混ざっているし、暑い時は菌も繁殖しているようです)

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2階上部まで水が冠水した1階部分。天井が落ちていたり、家具は濡れてヘタっていたり、ガラス割れてたり…電気製品はドロドロ壊滅状態。

 

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本棚の本も水を含んで倍以上の重さ…。辞書とか雑誌ヤバい。

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衣類や布団も泥水を含んでめっちゃ重いわ、濡れるわ、片付けする方も泥だらけ。

まずは、中にあるものを出していかないと掃除ができないので、あるものを袋に詰めてひたすら出す作業になります。

 

でもこれ、泥が濡れているうちにやっておかないと、乾いてしまったら、なかなか落ちなくなっ、て家本体の掃除が大変らしい。

 

そして、ゴミ出しも、とっても重い…。心も重くなる。ちなみに、大きなナイロン袋に入るだけ入れてしまうと重さに耐えられなくなって破れるので、本や服は45Lよりも小さなサイズをおススメする。力のない女性には見えない負担になる。スーパーの買い物袋とかが意外と使いやすい。

また、割れ物は土嚢袋を買っておくと良い。段ボールは濡れると破れるので危ない。


何を捨てて、何を取っておくかも、選択を迫られる。

アルバムとか出てくると作業が…。。いちばん辛い瞬間かもしれない…。愕然としますね、本当に…。

 

作業も装備で効率が違うので、きちんと準備した方がよいです。

この時点で感じた欲しいものは…

 

★濡れているので軍手よりゴム手袋(軍手は濡れると意外と作業しにくいです)
★ごみ袋45リットルか大きめの買い物袋

(服や本は重すぎて沢山入れられないので、買い物袋ぐらいのサイズがありがたい)
★マスク(においと砂埃がすごいので、防塵マスクみたいなのがあればありがたい)
★大人用男女 作業用シャツ(長袖)、長ズボン
(カッパでもよいが、暑い…。汚れてもよい服装で。けが防止のため長袖で)
★帽子(外の作業が炎天下になるとキツイ)

★泥を掻き出すのに、雪かき用のスコップが非常に便利

★長靴(水を流す時は普通の靴だと濡れてびちょびちょになる)

その他、掃除用具
★バケツ★雑巾★モップ★水切りなど

みんな一気に買い求めるから、近隣のホームセンターでは、ほとんど売り切れで手に入らなくなる…。

私はとあるボランティア団体に所属しているので、あらかじめこういう事態を予測して、必要になりそうな物資をSNSを使って連絡し(被災現場ではなく、私宅の方に)持って来ていただいたので、非常に助かった!!

他の仲間とシェアしながら使っているが、作業が終われば、周囲で必要な人に回してあげてくださいとお願いしています。

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スコップや水切りなど、被災地の物資置き場に大量に送ると、場所を取るし、運ぶのが大変、それを現地の物資係に押し付けてしまうことになるので、大きい掃除道具などの物資は極力送らない方が良いと思う。
また、こういう器具が大量に必要になるのは、今の一時期だけ。いらなくなったら、後の処理どうする?それも現地の手間かも。もし送るなら、現地ではなく、行く人に渡そう。

現地で「●●あります!」というような張り紙をしてくれている方もいらっしゃいますが、物品を分けてもらえたり、使い終わった器具をシェア出来たりして、結構、助かります!

 

そんなところから、繋がりやコミュニケーションが生まれたりもしています。

こういう現場の状況と物資のバランスって、現場にいないと分からないかもしれませんね。細やかな動きは、ひと同士の繋がりを通しての民間、大きな動きは大量な人員・物資を投入できる行政・公共が得意な部分。うまくかみ合わせたいものです。